米IBM株価急落！

11月20日アメリカ株式市場で、米国IBMの株価が急落しました。

何と過去4年間で最大の下げ幅なんだそうです。


2014年の7-9月期は前年同期比で10四半期連続での減収だとか。

半導体事業を年間15億ドル（1756億2000万）3年間払って引き取って

もらうという状況で、お金あげるから引き取ってという前代未聞の

苦肉の策をとったことが大きな要因なんですね。


支払いは3年間続くとのこと。


残るソフトウエア事業や、クラウドサービス事業に力を注いだよう

ではありますが不採算部門をカバーすることができなかったのですね。



93年～2002年までＩＢＭを立て直した名経営者のルイス・ガースナー

は不採算事業を売却し、サービスへのシフトを進めてきました。


その後サミュエル・パルサミコもＰＣ事業部を中国のレノボへ売却。


その後も不採算部を切り離し、その代わりにクラウドサービス事業を

展開していた SOFTRAYERを買取ます。

同時に人工知能の企業を買収することで、ソフトウエア＆クラウドに

ますます力を入れていたのですが。


少し出遅れ感がありましたかね。


ここ最近老舗の著名な企業が表舞台から去っていくような出来事を

目の当たりにしてますので、やっぱりかっていう気がしないでもあり

ません。


ただ、ＩＢＭという会社は容態がどんどん変わって行くことで生き残り

続けてきた会社ですから、売るものが変っても生き延びる確率は高いです。


いずれ復活した際には今のＩＢＭとは正反対の企業になっていることを

期待したいですね。


米IBM株価急落！についての記事でした、

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